第1回高知県におけるスペースポート実現可能性研究会が開催されました
私たちの活動が、また一つ大きな一歩を踏み出しました。 去る2026年4月20日、高知工科大学永国寺キャンパスにて、第1回「高知県におけるスペースポート実現可能性研究会」が開催されました。
昨年に私たちが濵田知事へ行った政策提言を受け、高知県が主体となって「高知にスペースポート(宇宙港)を作る」という案を、具体的な事業として検討する場がいよいよ動き出したのです。以前の記事はこちら。
■ 議論のテーマ:高知が「アジアの宇宙玄関口」になるために
研究会には、内閣府の担当者様や宇宙ビジネスの専門家である慶應義塾大学大学院の白坂成功教授など、名だたる有識者の方々が集結しました。
会議では、非常に熱のこもった議論が交わされました。 内閣府からは、宇宙産業の市場規模が2040年には15兆円にのぼるとの予測がある一方で、国内の打ち上げ施設不足により、日本のロケットが海外へ流出しているという現状が報告されました。まさに、高知がその受け皿となることへの期待を強く感じる内容でした。
■ 10年間で1,135億円の経済効果
私たちスペースポート高知からは、具体的な展望として、高知市沿岸から西へ約1時間の沿岸地域を立地候補とし、打ち上げが本格化する2035年までの10年間で、総額1,135億円という甚大な経済波及効果を見込んでいることを提示しました。
単なる「ロケットの打ち上げ場」に留まらず、観光振興や関連産業の集積、そして地域の活性化に直結するプロジェクトであることを改めてお伝えしました。
■ 実現に向けた課題
もちろん、夢を語るだけではありません。白坂教授からは、 「どのロケット事業者と本気で組めるかが重要。事業のリスクや顧客への価値を深く理解する必要がある」 という、非常に鋭く、かつ前向きなアドバイスをいただきました。
弊社の代表理事・古谷文平もインタビューで答えた通り、最大の課題は「高知の港を実際に使っていただくロケット会社をいかに見出し、共に歩めるか」です。
■ 今後のスケジュール
県は今回の会議を踏まえ、まずは基礎調査を実施します。
- 9月: 中間報告(先行事例の紹介など)
- 年度末: 課題解決に向けた具体的な結論
私たちはこの研究会を通じて、行政、専門家、そして地域の皆様と手を取り合い、高知が世界の宇宙産業の一翼を担う未来を全力で形にしていきます。
「アジアの宇宙玄関口・高知」の実現に向けて、引き続きスペースポート高知の挑戦にご注目、そしてご期待ください!
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